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公務員→ドロップアウト

元地方公務員のブログ。これから公務員を目指す方、公務員を辞めたい方へのブログです。おそらく公務員体制をボロクソに言ってますゴメンナサイ

意外に多い、借金だらけの地方公務員

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どこの地方自治体も財政悪化が叫ばれている昨今、なかなか黒字化で運営をしている自治体は少ないでしょう。運用面では税収などで賄えず、交付金などを活用しているのが現状です。

結局はその交付金も税から捻出されているので、結果としては変わりません。


さて、財務が悪化しているのは自治体ばかりではありません。何とそこで働いている地方公務員も借金をしている人が多いのです。


ここでいう借金とは、おおよそ数年以内に返せる額ではない、悪いイメージの借金です。収入と借入のバランスがおかしい事ですね。


公務員て安定的に給料も発生しているのに、なぜわざわざ借金するの?


という疑問があるかと思いますが、これから地方公務員を目指す方にとっての警告となるよう、ダーマが見てきた現状と体験談をお伝えします。

お金の管理、運用はどの職業でも本当に大切なことです。

 

 

借金だらけの公務員

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安定しているからこその借金

あまりピンと来ないかもしれませんが、公務員の給与は基本的に安定かつ年度ごとの昇給も約束されています。年に2回の賞与(ボーナス)もあります。


ですが金額的に見ると、同年代の民間企業の方に比べると薄給。能力や成果に応じて給料が上がるわけではないので、給料を上げるためにはジリジリと年を重ねていくしかありません。残業代も出なければ手取りは微々たるものです。


それでも毎月安定した給料が出るので、欲しいものがあると借金をする人がいます。


返済出来ることが約束されているようなものなので、これくらいならば1~2年もあれば返せるだろう。と安易に借金をしてしまいます。このケースは若い職員に多く見られ、特に1年目の新任職員は自分への褒美として、車を買ったりマンションを借りたりと、負のスパイラルの一段目をあがってしまいます。

 

貸すから借りる

借りる人がいるということは、貸す人がいるということです。いったい誰でしょう?


それは地方公務員とは切っても切れない縁の金融機関。労働金庫いわゆるろうきんです。ろうきんは確か労働組合の出資で成り立っており(それだけではないと思いますが)それが縁で給与の振り込みや、各種のローンの販売など、本当に付き合いは長くなります。


一応審査はしますが、公務員という時点でかなり優遇して融資を受けられます。安定した給与と、最終的には多額の退職金が出るので、返済能力に問題なしとみなすのでしょう。


勿論ろうきんだけでなく、殆どの金融機関の審査はパスできます。公務員で20代で家を建てている人もいますが、それは年収が多いのではなく、あくまで借入金額が多く融資してもらえるというだけの話です。


貸す人がいて安定して給料が出る。となれば、借金をする精神的ハードルが下がるのです。

 

そもそもお金に無頓着

公務員や会社員で自らの税を自分で処理したことのある人は少ないでしょう、総務の担当が行っているため、例えば確定申告などとは無関係です。


しかし会社員は公務員と比べると不安定要素が大きく、たとえばボーナスが継続的に貰える保証もなく、最悪倒産などで即無職になる可能性も充分にあります。ですので日頃から自分の給与や人生設計に対して、シビアに管理している人が多いでしょう。


対して公務員では、定年退職まで毎年昇給し、ボーナスも保証され、退職時には多額の退職金が貰えるはずだ。という固定観念を持っている人が大多数を占めています。


そうなると自分の給与に対し無頓着となってしまい、収入と支出のバランスを考えられなくなってしまうのです。


何事にもそうですが、安定化するということは代償としてこういった無関心さを産んでしまいます。

 

恐ろしいカードローン

具体的な話になりますが、ダーマが怖いと思った体験談をひとつ。


採用試験に合格し新任配置に就いたのですが、都市部でもバイクが必要となったのでろうきんからバイク購入ローンを借り受け購入。その際にカードローンという商品を購入(契約)すれば金利が安くなるということで、ついでにカードローンのカードを手に入れました。


使わなくても構いません、という事だったのですが。このカード、恐ろしいことに上限が200万円まで使途に関係なくATMから引き出せるという代物。


後から知ったのですが、希望があれば500万円まで上限を上げられたそうで、そんなものを社会人1年目に対してすぐに発行することに恐怖を感じました。


ちなみにこのローン、毎月定額の返済額なので、いわゆるリボ払い。


若者の借金問題においての主役ともいえる返済方法です、本当に無理をしない借り入れをしましょう。

 

最後の頼み、退職金

いくら借金で火の車でも、最後は退職金があるから大丈夫だ。というのが末期の症状です。いったいそれまでにいくらの利息を払い続けるのでしょうか、という考えは浮かびません。


定年まで返済しながら残った借金を退職金で一括返済をする。こういうロジックになってしまい、また借金を繰り返します。


風の噂で聞いたのですが、こういった公務員的思考のために多額の借金をする。というのは金融業界では有名なようで。毎年3月頃になると取り立ての電話に対応する退職者をよく見たものです。

 

 

おわりに

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経験談ですが、意外にも羽振りの良い人ほどこういった話は聞きません。大人しくて如何にも地方公務員というような人が、実は借金地獄だったりしていました。


というのも本人にその気がなくとも、両親、配偶者、親戚、友人、知人などからお金を無心されることが多々あるようです。断り切れない性格の人はたかられ続けます。またギャンブルに手を出して借金をする人も多いとか。


これから地方公務員を目指す方々、合格したからといってあまり無理な支出は控えて下さいね。お金は天から降ってくるものではありませんよ。

 

おわり